飼い主が食べ物を食べる時に犬が近付いてきて、つぶらな瞳でちょうだいと訴えてきたらあげないわけにはいきませんよね。最近は市販されている商品ではなく愛犬のために餌やおやつを作る飼い主が増えているそうです。では、どのような食事をあげれば犬の健康にいいのでしょうか?
-3-1024x747.jpg)
目次
果菜類
かぼちゃ
種を除去し、乾燥させたり、蒸したりして与えましょう。かぼちゃは食物繊維が豊富なので、便秘になった犬に食べさせると効果的です。カリウムが豊富で腎臓に無理を与えないので、腎臓病にかかった犬にも良い食べ物です。また水分が豊富なので、飲水量が足りない犬に与えると不足分を補うことができます。
にんじん
食べやすい大きさに切って、茹でて与えるのが栄養吸収にいいです。 にんじんは脂溶性ビタミンが豊富なので、脱毛、白化症を患う犬に効果的なだけでなく、腸炎を予防することもできます。 にんじんに含まれるベータカロチンが目の視力維持を助け、白内障などの眼球疾患を予防してくれます。
ブロッコリー
にんじんと同様に食べやすい大きさに切って茹でてから与えます。ブロッコリーのポリフェノールは恒常化作用を通じて老化を防ぎ、コレステロール値を下げてくれます。また、抗がん効果があると言われています。
りんご
りんごの種を取り除いてから与えましょう。ビタミン、ミネラルとともに食物繊維が摂れるので、消化や便秘に役立ちます。
バナナ
消化能力が落ちる夏にバナナを与えると、消化不良や便秘症状を患っている犬に効果的です。そのほか、バナナのカリウムやビタミンが気力が衰えた犬の体力回復を助け、健康を増進させることもできます。
サツマイモ
必ず調理して与えましょう。繊維質が豊富で便秘を患う犬の便秘解消や老廃物などを除去して腸内の環境を改善する効果があります。 ビタミンAとC、そしてカリウムが豊富で免疫力強化とストレス解消に効果的です。
梨
気管支の健康に役立つ果物として知られている梨は、腎臓の健康にいいだけでなく、消化不良になった犬の薬となることがあります。
キャベツ
熱湯で茹でて少量のキャベツを与えましょう。キャベツは塩素や硫黄、そしてビタミンU成分が胃腸粘膜を強化してくれるため、消化能力が落ちた場合や膵炎などの病気を患っている場合に与えることをおすすめします。 また、ビタミンCなど抗酸化成分のおかげで、免疫力を高める時にも効果的です。
ブルーベリー
洗ったブルーベリーを半分に切って与えましょう。活性酸素を除去するアントシアニンとベータカロチンが豊富なので、老化防止と認知症予防に効果があり、視力維持効果もあります。 コレステロールを下げて体内の水分量を満たしてくれるとても良い果物です。
パイナップル
皮と芯をきれいに取ってから与えましょう。ビタミンと食物繊維が豊富で、便秘の犬に与えると便秘解消と毒素を排出する効果が得られ、マンガン成分は成長期の犬と老犬の骨の成長と健康維持に役立ちます。
-1-1024x684.jpg)
魚類と肉類
卵黄
調理した卵黄を与えると、体力が低下した犬や食欲不振な犬の回復を助けることができます。高タンパク食なので、出産後の犬に与えることで、疲労回復や授乳量増加に効果があります。 アレルギーを起こさないため、生後2ヶ月未満の犬の離乳食に入れると良い食べ物です。
豆腐
お湯で煮込んで塩分を除去した後、食べやすい大きさに潰して与えます。 体内吸収率の高い高タンパクな食べ物で、毛質の改善や体力回復の効果があります。 消化能力が落ちたり、食べ物が噛めない場合や肉類アレルギーの犬がタンパク質を摂取するのに良い食べ物です。
干し鱈
水に長時間漬けておくか、熱湯で煮るなどして塩分を十分に抜いて骨を取り除いてから与えましょう。タンパク質やアミノ酸も豊富なので、出産後や手術後、回復中の犬に与えると良いです。血をきれいにしてくれて腸内環境の改善にも役立ちます。
鮭
骨を除去した鮭を乾燥させたり、火を通してから与えましょう。高タンパク食品である鮭は毛質改善に役立ち、フケや脱毛を患う犬に与えると効果的です。また、脳細胞の発達と免疫力強化の効果があるそうです。
鶏ささみ
煮たり乾燥させたり、生で与えることもできます。 人だけでなく、犬もささみを摂取すると筋肉を強化することができます。必須アミノ酸の含有量が高く、ナイアシンが豊富なため免疫力も高く、骨の成長を助けてくれます。
パプリカ
湯で軽くゆがくか、生で与えます。ビタミンAやCを豊富に含み、抗酸化に効果があります。 また、鉄分の摂取により貧血予防や免疫力増進などの効果が見られます。
上記の食べ物は、犬の健康に良い食べ物ですが、人が食べるものを与えると太ったり下痢や腹痛を起こすこともあるため、与える量には注意してください。