犬が飼い主を愛しているときや欲しいものがあるときに、可愛い行動をして飼い主の興味を引きつけようとします。犬たちの愛情表現にはどのような行動があり、その理由が何なのか見ていきましょう。
目次
キス
人間と同じように、犬も愛情や喜びを表現するときに口の近くを舐める行動をします。また犬の世界でこの行動は、自分より序列が高い相手に近づいて口の近くを舐めて、あなたをリーダーとして認めるという意味があるそうです。しかし、キスを嫌がる犬もいるので、自分の愛犬がどんな愛情表現を好むのかよく理解しておきましょう。
愛の眼差し
犬が理由なく飼い主をしばらく見つめる行動は、飼い主がとても大好きだから取る行動です。 飼い主と目が合うと、犬は愛のホルモンであるオキシトシンが分泌されるそうです。
飼い主の服や靴の上で寝る
飼い主のことが大好きだと、犬は飼い主の匂いを嗅ぐという行動を楽しむそうです。
お腹を見せながらしっぽを振る
飼い主が外出して帰宅した時に見られる行動の一つです。 飼い主が帰ってきてとても嬉しい時、床に寝転がってお腹を見せながら尻尾を振ります。この時、飼い主もお腹を触ってあげたり、愛情表現をしてあげましょう。お腹を見せるというのは、飼い主を信頼し、愛しているという表現でもありますが、喧嘩を避ける行動でもあります。
飼い主について回る
飼い主が大好きな犬は飼い主と一緒にいることが快適に感じるため、飼い主の隣にずっと一緒にいようとします。
スキンシップをする
飼い主が大好きな犬は、様々なスキンシップで愛情を表現します。 体を寄せて寝転がったり、自分の顔と体を飼い主にこすりつけたり、飼い主の足にあごを乗せてじっと飼い主を見つめるなどの行動がその例です。
飼い主の腕や足に前足を乗せる
犬が飼い主に遊んで、抱きしめて!!と言いたい時にする行動です。 このときに犬と遊んであげると、愛情や絆を深めることができます。

上記の行動は飼い主に対する愛の表現であると同時に、自分の感情や状態を知らせようとするサインでもあります。 無理な生活をしている犬が一人でいる時間が長すぎて寂しさを感じている時、遊び時間が足りなくて不満が溜まっている時、病気やケガを飼い主に知らせようとする時、体調が悪かったり不安を感じているときなど、それらを解消しようとする行動かもしれません。そのため、犬の行動を常に注意深く観察し、犬の状態を把握しておくようにしましょう。